ダーウィン特集雑感
【テクスト】
- 種が変種を作り出す傾向について、および変種と種が 自然による選択によって永続化することについて / チャールズ・ダーウィン (訳・解題=新妻昭夫)
- 久しぶりにダーウィン本人の(翻訳だけど)文を読んだ。わかりやすさを優先させて中立的な形質に関する議論はない。
【討議】
【ダーウィン】
【進化論】
【形態/発生学】
- 進化する 「手」 と形態学の終焉 ダーウィンとその周辺 / 倉谷滋
- あとで
【地質学】
- チャールズ・ダーウィンと地質学 / 川上紳一
【生態学】
【生命システム】
- オートポイエシス再考 自律運動する油滴と生命の進化 / 池上高志
- わかりやすいオートポイエーシスの話。でも油滴から生物を想像するのは難しいかな
【社会】
- 社会ダーウィニズムという思想 / 北垣徹
- 微妙
【哲学】
【進化論ブックガイド】
- 〜進化論の系統樹 時代/主題別主要著作ガイド〜 / 編=佐倉統+三中信宏
- あたかもひとつの生命体のように 進化論ブックガイドの序 / 佐倉統
- ダーウィン以前の進化論 / 横山輝雄
- ダーウィンの著作 / 北村雄一
- ダーウィンの家族そして同時代人たち / 三中信宏
- 「進化的総合」 とネオダーウィニズムの成立 一九三〇〜五〇年代を中心に / 三中信宏
- 社会生物学 / 粕谷英一
- エボデボと現代進化学 / 鈴木誉保
- ダーウィン進化論の裾野と周縁 人文科学から芸術・宗教まで / 三中信宏
- 日本の進化論 / 佐倉統
他の論考で触れていない部分にも目を配っていていいんじゃないでしょうか。
追記
id:shinichiroinaba「(時間の無駄だから暇な人以外は)読まなくていい」なのか「(時間と金をどぶに捨てる羽目になるから)読んではいけない」なのか、どっちだ。
長野の「生理学だぜわっしょい」、遠藤の「生態学だぜわっしょい」、戸田山の「発生学だぜわっしょい」の三小論は近年の文献をちゃんと読んでいない人には、時間節約的にもおすすめです。
まぁ暇じゃない人は読まなくていい論文や、読む価値がない論文もいくつかあったけど。
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