読書前の調べ物2 ハチはなぜ大量死したのか

前回読書前の予備知識 ハチはなぜ大量死したのか - progressive linkの続き。

農水相が対策に乗り出したというニュースが流れた。

昨年のヘギイタダニ被害と農薬、女王蜂の輸入数不足を指摘している。
色々検索していたら

米国で起きているCCDに関しては、ハチの免疫力低下がストレスによって起こるという考えがあります。
ストレスの原因には薬剤その他色々考えられますが、ペティス、ベンジャミン、ジェイコブセンなど
養蜂の現場を見た研究者やジャーナリストは異口同音に、
請負受粉の「ハチの蟹工船」状態が何より最大のストレスだとしています。

今年、景気低迷でアーモンドの請負受粉が低迷するとともにCCDも下火になってきました。
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200904030016a.nwc

この記事でフレージャーが要因のひとつとして「高いレベルの農薬」と指摘しているのは
ネオニコではなく、養蜂家自身が使っているフルバリネートなどであることは既出です。

養蜂家は自分らの責任となる上記の2大原因を認めたがらず、ネオニコが原因と主張し続けていますが、
上記の記事を見ても、それは説得力を持っていないようです。

http://nouyaku.net/cgi-bin/test/read.cgi/bbs/1236526778/

ふーむ。トンデモ本臭がものすごい船瀬本やこの前のJ-CASTニュース : ミツバチはどこへ消えた? 受粉進まず農家に大打撃でも、養蜂家がダニ対策で使うフルバリネートや養蜂自体が持つストレスには突っ込まずに、ネオニコチノイドの害ばかりを指摘していた。
Bloomberg/大量死の次は不況 泣き面にハチ - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCEを読んでも、仕事が減るとCCDが一段落と言うかんじ。


ハチはなぜ大量死したのか

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