嫌なサルのガイドライン

元ネタは知らないけど「嫌な女…のガイドライン」の化学ネタがクオリティ高すぎる件 :Syu's quiz blogに感動したので。

 ホモ 「パン!!」 
 パン 「…うそ!?」 
 ホモ 「驚いた? ウフフ…驚くに決まってるわね あんなことがあったのだから」 
 パン 「どうして…」 
 ホモ 「私、やっぱり適応種だったの 自然淘汰が認めてくれた 
      見て! 繁殖成功度がこんなに!」 
 パン 「そんな…そんなこと」 
 ホモ 「今度こそ胸を張って言えるわ 私はホモ、プライメーツの優占種 よろしくねパン♪」 
 パン 「うそよ、あなたが優占種だなんて…そんなこと」 
 ホモ 「どうして?」 
 パン  「だってあなたはまだ未完成じゃない… 作りかけのかわいそうなエイプ… 
     エイプは樹上適応と身体の巨大化の両立を進化したプライメーツ、あなたは…私たちとは違う」 
 ホモ 「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう 
      自分より劣るかわいそうなエイプだと 」 
 パン 「それは…」 
 ホモ 「優しいパントフートをかけたことも手をかけてくれたことも 
      私を哀れんでいただけ 樹上から見下ろして満足していたんでしょう」 
 パン 「違う…」 
 ホモ 「自分が上だと…自分は熱帯雨林に愛されていると 
      そう思って私を笑っていただけなんでしょう」 
 パン 「それは違うわ… 違う… 私は…」 
 ホモ 「うるさい! …嫌なサル。少しばかり恵まれてうまれただけなのに 
      たまたま上手く木に登れただけなのに… 
      私の存在なんて、あなたにとっては自分のニッチを樹上に高めただけだった 」 
 パン 「違うわ! 私はせめて、ライオンのいる平原で幸せに暮らせるようにと思って…」 
 ホモ 「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 
      私をエイプと認めてくれてなかった!」 
 パン 「…だってあなたは!」 
 ホモ 「あなたみたいなエイプ、優占種になれるわけがない! 
      優占種になるのは…私 誰よりも自然を愛しているこの私… 
      優占種になって」
 (ホモ、パンを突き飛ばして熱帯雨林を焼き畑にする) 
 パン 「? …あっ!」 
 ホモ 「あなただけが自然淘汰に愛された?」 
 パン 「返して!」 
 ホモ 「抱きしめられ 見つめられ 熱帯雨林に愛されてる? 
      そんな幻想…打ち砕いてあげる!  自然が愛してるのは…」 
 (ホモ、熱帯雨林を焼き払って車道を通す) 
 パン 「やめて!!」 
 ホモ 「本当に愛してるのは…   私よ!!」 
 (山をダイナマイトで吹き飛ばして採鉱する) 
 パン 「ああぁ! ああぁぁぁぁぁ!! お父様から頂いたものなのに… 
      お父様の思いが詰まっていたのに… ああぁぁ…」 
 ホモ 「ウフフフフフ アハハハハハハハ!」 
 パン 「どうして…どうして……… ジャンクのくせに…」 
 ホモ 「……なんですって?」 
 パン 「作りかけの… 腰痛持ちのくせに」 
 ホモ 「!」 
 パン 「ジャンク!!」 
 ホモ 「!!うおおおお!!! パンぅ!!」 
 (鐘の音) 
 ゴリラ「何事にも潮時はあるというもの……」 
 パン 「ゴリラ!」 
 ゴリラ「西ローランドゴリラの学名はgorilla gorilla gorilla
     この時代の競合はESSが成立して終了しました。 
     お楽しみは次の時代に…」 
 ホモ 「何を言っているの? うっ!」 
 (二人が引き離される) 
 ホモ 「パン!!」 
 パン 「くっ…」