ブログ論

あまりメタ的な言説をすること自体、躊躇してしまうのだけれどITmedia エンタープライズ:Blogで目指すべき「つながる」ことの意味を読んで、どうも中途半端な感じがしてしまい、文句を付けることに。
特にソーシャルブックマークにおけるタグ付けという行為について、手放しに評価していることにどうしても違和感を覚えた。
del.icio.usのシステム自体は確かに面白いし、タグ付け自体も面白い行為に違いない。だけれども、それは本当に意味のある行為なのだろうか。
最近、はてな関連のページが急にgoogleでヒットしなくなった。はてなのブックマークはキーワードとブックマーク両方から、どうしても既存のリンクネットワークよりも分かり易い関係の強さというものを持ってしまう特徴がある。しかし、今回のようにはてなに特化した対策が検索エンジンサイドなされてしまうと、結局のところタグ付け行為自体の意味が位置づけ困難になってしまうのではないだろうか。
被リンク数による順位付けが、特定のサービスからの影響を制限するような動きを呼び起こすのなら、結局SEOという行為がむなしくなるばかりのような気がする