少年犯罪の様相

id:GSC-npoさんに紹介して頂いた警察庁のHPをつらつらと見ていたら興味深い記事を見つけた。

第1 少年非行等の概要

平成16年中における少年非行情勢は、刑法犯少年の検挙人員が減少し、凶悪犯、粗暴犯は大きく減少した。しかし、その一方で、長崎県では小学生による同級生殺人事件(触法事案)が発生し、大阪府では中学生が衰弱死する寸前にまで至った児童虐待事件、奈良県では小学生が誘拐され殺害される事件が発生するなど、少年に関係する社会を震撼させる事件が続発し、少年の非行防止、保護の両面において予断を許さない状況にある。

しょっぱなからわけが分からない。もちろんこの後に続く実質的な資料は少年犯罪が減り続けているという事実。なぜ少年犯罪に関する報告書に少年が被害者の犯罪、しかもそういった犯罪自体は減っているというのに、なぜこのような奇妙な枕がつくのか不思議でならない。