ユーザースタイルシートについて
firefoxに限らずブラウザの初期設定だと複数行にまたがる英文を読むとき、改行のせいで右側がガタガタになってみっともない。同様のことはワープロソフトで書く英文なんかにも言えて、どうにかならんのかと不満に思っていた。
が、先日発表用のスライドを作ったとき、ふと均等割付をすればいいんじゃね?と気づきやってみたらうまくいった。そしたらふと、CSSにも同様の指定が可能であるということに気づき、ちとググって見たところ、
p{ text-align:justify; }
とやればいけることが判明しstylishで適用させた。MSはCSS3で導入予定のtext-justifyを既に導入していて、いろいろ楽しい。inter-ideographとかfirefoxにも欲しい。
text-justify-CSSリファレンス
- auto
- ブラウザに依存します。IE5やIE6では、半角スペースや全角スペースを調整して均等割付するようです。
- distribute
- 単語間隔と文字間隔を調整して均等割付します。
- distribute-all-lines
- 単語間隔と文字間隔を調整して均等割付します。途中の改行や最終行などの文字数が一行に満たない行も均等に割り付けます。
- inter-cluster
- アジアの言語などの単語間隔を持たない言語のテキストを均等割り付けします。
- inter-ideograph
- 日本語・中国語・韓国語など表意文字のテキストの、単語間隔と文字間隔の両方を調整して均等割付します。
- inter-word
- 単語間隔のみを調整して均等割付します。
- kashida
- アラビア文字のテキストの均等割り付けを意図しています。
- newspaper
- 単語間隔と文字間隔を調整して均等割付します。英文などラテンアルファベットに最適な指定方法です。
おそらく将来的にはハイフネーションによって、音素毎に-を差し込んだ改行も出きるようになるに違いない。それにしてもますますTeXの価値がなくなるのな。