読書メモ
ピンカーの思考する言語を読んで感じたいらつきを解消させるためにミリカンを読んでいます(二週目)。
ドレツキの志向性記号・自然記号の話からゆっくりと進めているのだけど、ある記号が意味を持つ=概念が生成されるまでの道のりの険しさと、実際の生物が物事に意味を見出していることの隔たりを再確認。
私がピンカーにいらつくのは、彼が概念をあまりにも乱暴に生得的であるとしていることなんだろう。生得的な概念の組み替えから無限とも言える言語的意味の世界が作られるとされている感じが気に障るのだ。非概念的構成物の組み替えではいけないのか?と。
思考する言語(上) 「ことばの意味」から人間性に迫る (NHKブックス)
- 作者: スティーブンピンカー,Steven Pinker,幾島幸子,桜内篤子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: ルース・ギャレット・ミリカン,信原幸弘
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2007/01/19
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後でまた読む
- 作者: マーク・S.ブランバーグ,Mark S. Blumberg,塩原通緒
- 出版社/メーカー: 早川書房
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