リスク社会の典型のようなノロウイルス騒ぎ
おそらくとっくにキャリア自体数百万人に上っていると思うので、気にしたら負けだと思う。症状が苛烈なのでびびるのは分かるが、普段から出来ることをすればいい。
ノロウィルス、ノロウイルス、Norovirus、SRSV目次にいろいろと情報が集められているの、読めばいいだろうと思うが肝心の排泄物・吐瀉物の処理、二次感染の予防がpdfなので抜粋する.
排泄物・吐瀉物の処理
用意する物
- 使い捨て手袋
- ペーパータオル
- マスク、エプロン、ガウン
- ビニール袋
- 0.1%次亜塩素酸ナトリウム
処理の仕方
- 上記のものを装着してガードを高める
- ペーパータオルで吐瀉物や排泄物を静かに集めてビニールへ
- ふき取った場所にペーパータオルをしき、上から次亜塩素酸ナトリウムをかけ消毒
- 10分後ふき取った場所が腐食しないように、水ぶき
- 汚物を入れたビニールにも次亜塩素酸ナトリウムをいれて消毒
感染予防
- 常日頃から手洗いを行う(参考:手を洗いましょう(手洗いに手順))
- 爪は短く
- マニキュアは塗らない
- 時計や指輪をはずして
- きちんと普通のセッケンで洗った後に、再度消毒用の薬剤を使って洗う
- タオルの共用はしない
- 乳幼児や老人の介護で排便の手伝いをした後も手洗い敢行
- 二枚貝を調理した後、まな板などの調理器具は85度の熱湯に一分以上漬けるか、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)に漬ける
消毒用の薬品
- 塩化ベンザルコニウム
- 逆性石けんと言われるもの(緑色の液体石けん)。普通のアルカリ性のセッケンと併用できない。合成樹脂、ゴム製品に不向きなので、手洗い以外には向かない
- エタノール
- 手洗い後、布巾に吹き付けて軽く手を拭くと効果的。ただし手が荒れがち。床などの殺菌にも使える。
- 次亜塩素酸ナトリウム
- 手洗いには使えない。吐瀉物で汚れた床拭き(0.1%)や服の消毒(0.02%)に使う。金属を腐食するので長時間使うのは危険。
なおエタノールや逆性石けんは、消毒効果が十分ではないので注意すること。
その他
- ウイルスに汚染されている可能性のある食品は、中心温度85℃以上で1分間以上の加熱
- 調理器具などの洗浄・消毒を徹底
- 生で食べる食品(野菜、果物等)は十分に洗浄
以上のことをまとめると、次亜塩素酸ナトリウムを備えて、普段から丁寧に消毒用セッケンを駆使して手洗いをすることが対策になる。
新鮮な食べ物を食べると言うこと自体は、対策にならない。
休めない人は特に注意が必要そうだ。
取りあえず消毒用セッケンを買いますか