上記エントリの補足

むしゃくしゃしてやった、今は反省している。というのも何なのですが、今日久しぶりに大人の無法地帯【Japan】の中にある、

 

世界で一番偉い人って誰でしょ?
 判りやすく言えば、世界で最も権威のある人。
 もっと砕けて言えば、世界で最も地位が高い人。

 ぶっちゃけて言えば、皇帝が一番偉い。
 以下法王、王様、大統領、首相の順に続く。

 一覧にするとこんな感じ
 皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王様(king)> 大統領(president)>首相(premier)
 皇帝と法王の間は一応≧にしてるけど、ほぼ=。
 ちなみに法皇だと皇帝と法皇兼任ですので更に偉い。

中略

そんな訳でエリザベス女王だって天皇陛下と同席するときは上座を譲るし、当然アメリカ大統領だって空港へホワイトタイで出迎えます。

 ちなみにアメリカ大統領がこの歓迎の仕方をするのは、天皇陛下ローマ法王と英国君主のみ。
 アメリカ大統領に最敬礼させられるのはこの3人のみといったほうが判りやすいか?

がまったく訂正されていないので書いてしまった。
簡単に指摘出来るのは中国の皇帝と、ローマ帝国におけるエンペラーを適当に同一視していると言うこと。さらに中国の皇帝に触発されて作られた日本の天皇を一緒くたにしてしまったこと。
またホワイトタイ伝説はいい加減引っ込めろというのもある。ホワイトタイというのは夜の正礼装であり、昼間であったらモーニングを着ないとするのならばむしろ無礼だ。これがもしホワイトタイではなくシルバータイだったら嘗められているか、アメリカの礼装概念が日本レベル以下に落ちたことを示すだろう。というのはあくまで晩餐会や正式の式典において。空港でわざわざ礼装をするわけがない。
ブラックスーツに灰色のタイだったんじゃないのか?
それにしても場違いな脳内正礼装を最敬礼と考えるセンスを疑う