世界で一番エライのは誰だ
一般的に世界で一番エライのは神様と思われています。しかし仏教の世界だと法であるところの、仏さんがもっと偉かったり、道教でも世界の論理からずれた仙人の方が偉かったりするのでそう簡単にはいきません。
さて、仏教において菩薩というのは、悟りを開いた仏であるにもかかわらず輪廻の輪か逃れることなく、この世で働く生きた法なのです。なので神なんてはいわば菩薩の手下に他なりません。
問題ないですか?
つまり現世において菩薩とは、もっとも尊重されるべきであるところの仏法僧の生きた体現にしてその上に君臨する存在なのです。
つまり、教典をただ解釈する坊さんよりえらいし、手下の子孫より偉いのは言うまでもありません。
え?実在していないだろって?
いえいえ。それがいるんです。
彼こそ生き仏にして政治における最高指導者。Imperiumを持つ男。転生を繰り返しチベットの民を浄土に導くための存在。副法王に阿弥陀如来を引き連れる観音菩薩の化身。
そしてその証拠にあのブッシュですらホワイトタイでは敬意を表しきれないと、白いマフラー*1を来て会談しているではないですか。
International Campaign for Tibet: Tibet News: Dalai Lama meets President Bush at White House*2