A駅をでますとB駅にとまります

今日図書館でどこかの大学の紀要をたらたら読んでいると、名鉄のアナウンスについての考察が載っていた。
それがどうしたの?と種明かしの部分を読んでさえも気付かなかったのだが何度も反芻している内に気が付いた。
確かに妙な気がする。
高校の国語の授業で習ったような気もするが、掛かり受けの具合が非常によろしくない。
本文にも触れられていたのだが、A駅を出たらなどと行った場合は、止らないことを宣言しなくてはならない。もちろん問題の箇所は出ますととなっているが、そういうことは結構どうでもよろしい。確かに、AからBまでの途中にある駅に止らないことは自明であるかもしれない。この列車は急行なのか特急なのかよく分からないが。B駅は主要駅だから止ることは当たり前だとしても、このような言い方ではB駅までの道すがらまでの駅に止ることを否定していない。
日本語は非常に難しいとつくづく思った次第。