CELL参加来る?

Transmeta、省電力技術「LongRun2」をソニーにライセンス供与 (MYCOM PC WEB)

注目のトピックス - 第1世代Cellは4.60GHz動作

それでは興味深いトピッ クをいくつかご紹介しよう。まず、最も注目されるのはIBMSONY東芝による第1世代Cellプロセッサの発表だ。Cellに関して合計5本の論文発表が予定されている。概要によると、このCellプロセッサは90nmSOIプロセスで製造されるマルチコアプロセッサであり、8つのストリーミングプロセッサコアが1チップに搭載されているSoCとなっている。電源電圧1.3Vで動作し、動作速度は4.60GHz、動作温度は85度に達し、チップ間インターコネクトは6.4Gb/sの通信速度を持つという。関係者によると、ISSCCでは動作サンプルが出来ていない論文は通らないそうで、従ってこのCellは既にサンプルが動作していると言うことらしい。

という期待のかかる次世代CPUに深く関わるSONYへのLongRun2ライセンス契約は、少しばかりTransmetaのCPU開発継続を期待させる物として受け止めたい。しかしこうなってくると、IBMのパソコン事業撤退が恨めしいなぁ。