肉日記

ここ一年ほど焼肉を食っていないし、この暑くなった今汗かきながら冷たいビールを煽りたい気分になっているのだが、アメリカの狂牛病問題によってあまり足がでなかった。
さて、田中宇田中宇の国際ニュース解説に狂牛病問題が取り上げられていたので読んでみた。以下、気になったとこを引用。

米経済自滅作戦と狂牛病

 もう一つ、的外れかもしれないが心配なのは、アメリカの狂牛病発生は、もしかするとアメリカ上層部に自国経済を自滅させようとしている勢力がいることとつながっているのではないか、という懸念である。これまでに何本かの記事に書いたように、911事件後のアメリカでは、ウソをついてイラクに単独侵攻して占領の泥沼にはまったり、無意味な間違いテロ警報の乱発や財政赤字の急拡大、技術力の要となる外国人研究者に対するビザ制限、ドルの権威を揺るがすアジア共通通貨の推進など、自国経済にマイナスになるような政策や外交戦略が相次いで打たれている。(関連記事

私はそれらの動きを「米中枢に国際協調体制を作りたい勢力がいて、彼らは自国を衰退させ、EUや中国、ロシアなどを勃興させようとしている」ということと関連づけて考えている。狂牛病騒ぎの場合、アメリカで初めて狂牛病の牛が見つかった時期が昨年末のクリスマスシーズンで、ちょうどフランスなどからアメリカに向かう飛行機にテロリストが乗っているとして米政府が飛行禁止を命じ、数日後に大間違いと分かったのと同時期だった。このとき私が感じたのは「間違ったテロ警報で、米当局がクリスマスの消費増に冷水をかけたのと同様、狂牛病が見つかっても検査をしないことで、米国産牛肉が海外で売れないようにしたい勢力が米中枢にいるのではないか」ということだった。

 イラク侵攻のケースを見ると、国際協調派は、米中枢の軍事産業イスラエル系の勢力など、他の利権集団が希望していたイラク侵攻を、換骨奪胎して失敗する形で実現し、自国を弱体化させている。北朝鮮との関係も、アメリカは強硬姿勢を貫くことで、中国や韓国が北朝鮮アメリカ抜きで仲良くし始める状態を生んでいる。これらと同様、狂牛病に関しても、検査に強く反対している牛肉業界の意を受けて強硬姿勢をとりつつ、実は日本などの輸入先がアメリカから牛肉を輸入しない状態を続けさせようとしているのではないか、と思われる。

 この見方が正しいとすれば、日本が米国産牛肉の輸入を再開すると、再びアメリカで狂牛病が起こり、日本側が輸入を止めたくなる事態になるかもしれない。ただし、私のこの見方は、他の問題に対して米政府が行っていることからの類推で考えたものであり、明確な根拠のある分析ではない。

σ゜,Д゜)σ妄想Get!!
あぁ、せっかくのジャーナリスティックな告発記事がただの陰謀論にすり替わってしまった。これさえなかったら面白い記事なのに