ジェンダーフリー

recent events@TRiCK FiSH経由
男女共同参画条例案策定へ−東京都荒川区
男女平等推進センター(アクト21)
うーん。狂ってるって言うより間抜けだよなぁ。
確かに男女の質は違うと思うけれども、その中の変異はべらぼうに高くて、結局の所ガチガチのウーマンリブの論客が言うところの性差はないって意見で問題がなくなってしまうと思うんだけどね。
少子化で人材不足の日本で性差別が可能なほど有能な男性のプールが存在していると思うんだったおめでたすぎる。
ところで私はジェンダーフリーについてよく知らない(のにコメントする)けど、子供を産むことや何人産むかは、女性に決定する権利があるとする「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の意識を広めるというのは本当に、ジェンダーフリーなのですか?どちらかというとバースコントロールにおける女性の優位の主張、家長父制度の否定で、男性優位の裏返し的議論であって、別にジェンダー云々ではない気がするのですが。もし、ジェンダーフリーを主張するのならば大腸に受精卵を着床する手段によって男性も妊娠・出産が可能になるという予測を盛り込んで(ゴニョゴニョ
あ、ちなみにレイプによる事故的妊娠における中絶に対する反対を主張してるわけではないですよ。中絶問題の核心(そうでないかもしれないけど)がここら辺にあることぐらいは承知しています。
さて世界時報社の主張がジェンダーフリー反対なのは男女共同参画に必要な性差認識を読めば分かるわけだが、頭がクラクラしてしまった。
そもそも私の場合共働きの伝統の元で育っているので、この手の問題に対するとらえ方は通常とは違う。父の実家は農家であり、当然のごとく女性は生活費獲得の上で主力を担う存在である。働けない女性はお姫様と陰口をたたかれてしまうような伝統がおそらく現在も続いているようなムラ社会である。これは世界中どこの農家を見てもおそらくそういうもので、そのような社会において出産後の最初期を除いてなるべく早く女性は働きにでるのが当たり前である。女性は赤ん坊をおぶりながら、仕事をする。もちろん周囲はそれに気を遣うのが当然だし、もし年長の子供がいた場合、離乳期が過ぎたらその子が世話をするようになるのだ。社会的育児とはそもそも女性を素早く仕事に復帰させるためのものであるのは当たり前で、林道義をはじめ自民党は戦後の中産階級の幻想を追いすぎていて日本の伝統社会というのを捉え損なっているのではないか?
まぁ、私の意見だって働かない女性を働かせろという結構無茶な論理ですけどね。ある意味林道義以上にガチガチの農村的反動主張だし