はてだらモード復活

どういうわけかhatena-diary-modeが使えなくなっていたので、放置していたもののやっぱり長文にはエディタ書きが一番だよね、ということで復活させるべく弄りまくり、やっとこさ書き込みまでに辿りつきました。はてだらモードが起動しなかった理由は不明ですが、

  1. ~/crylib/dbの書き換えが出来なかった
  2. kereio personal firewallがいらんブロックをしていた

の二点がありそうです。ただしKPFを落とした後もdbの書き換えは出来なかったような,,
と言うわけで、同じような症状の解決の糸口となるべく、設定から書いてみる。

はてだらモードの使い方

1.まずはインストール

netinstallerから、crylib、elxa、hatena-diary-modeをインストール。
次にCAPICOMをMSのサイトからCC21INST.EXEをダウンロードして下さい。
CC21INST.EXEは自動解凍ファイルなので実行すると、CAPICOMフォルダが生成されます。CAPICOMフォルダ内のx86フォルダにcapicom.cabというファイルがあります。これを解凍するか、ダブルクリックして下さい。capicom.dllとcapicom.infというファイルがあるので、この2つのファイルを適当なフォルダにコピーします。capicom.infを右クリックするとコンテキストメニューにインストールという項目があるのでこれを選択して下さい。
そしてコマンドプロンプト

regsvr32 capicom
とコマンドを実行してレジストリに登録します。確認には*scratch*バッファで
(require 'crylib/crylib)
と入力してC-jを押し、さらに
(crylib::crylib-available-p)
と入力後C-jを押してください。(crylib::crylib-available-p)の評価でtが出れば完了です。

.xyzzyの設定

この設定はNetInstallerの設定よりも後ろで行ってください。ここでははてなのidはhoge,proxyはfuga.net:8080とします

(setf hd:*hatena-id* "hoge")
;proxy設定。パス付きの環境の場合、「fuga.net:8080」を「account:pass@fuga.net:8080」に変更
;;(setf hd:*hatena-diary-use-proxy* t)
;;(setf elxa:*http-proxy* "fuga.net:8080")

;ローカルに保存する設定.
;;ここではhatenaというディレクトリをXYZZYHOMEに作るとする
;;(setf *hatena-diary-text-directory* "hatena")
;;XYZZYHOME/diary/hatenaのid/日付.hdで保存される

そして、.xyzzyをeval-bufferするか、xyzzyを再起動して下さい。

使ってみる。(IE編)
  1. IEを立ち上げた状態ではてなにログイン
  2. その状態でxyzzyをアクティブにする
  3. この状態でC-c h aとタイプする

するとミニバッファが

crylib password: 
となります。これはcrylibを最初に起動させるときに出てくるもので、パスワードを二回入力する必要があります。その後
Do you use IE to write diary?
と出てきたら、「はい」を選択して下さい。その他のブラウザについては後述します。IEは既に機動済ですがIE7でシングルウィンドウモードにしていない限り、もう一つIEが立ち上がります。Cookieが取得できたら「Success.」というダイアログが表示されます。ここで、~/crylibディレクトリにあるdbファイルの日付と時刻を確認して下さい。Successが表示された時刻とほぼ同じであれば、だいたい成功です。もし以前のままでしたら、PFWやその他の監視ソフトを切って、C-c h sとタイプして、cookieを読み込ませる作業をして下さい。
もう一度C-c h aとタイプすると、
Date: 20061113
と表示されます。*1
Enterを押して、エントリーの編集作業に移ります。

続く

*1:この数字は日付なので、実際には異なる数字が出ます。