追記

そこで、商用ソフトとオープンソフトは、連携することが必要になるが、その際、同社は、「知的財産権については同一のルールで動くべき」と主張する。というのも「知的財産権を尊重する者と、そうでない者はうまくやってはいけない」(同)からだ。属性の異なる双方のソフトが十分に連携してくためには、実用に耐えるような相互運用性を確保し、業務を共同で推進していけるだけの、業界の垣根を越えた協調関係が必要であり、こうした態勢の延長線上に同社は、オープンソースソフト開発者も利益を享受できる構図をもみている。

(中略)

さらに、Linuxなどのオープンソースソフトのいわば憲法であるGPL(General Public License)には「問題がある」(同)という。GPL第7条では、GPLで掲げているような、無償、自由なプログラム配布の権利を、特許ライセンスなどにより認められていない場合には、そのプログラムを配布してはならないことになっている。平野氏は「GPL第7条をよく読むと、特許とは離れてやっていきたいという考え方だ」として、特許を否定する発想、と批判する。

ハハァ、やっと分かった。GPLソフトが嫌いなんだな。やっぱりフリーソフトウェア財団が嫌いってことね。ストールマンは特許嫌いを表明してるし。共産主義と言うよりもヒッピー的なアナーキズムだけど。
ワガママだろ。自分は自分の成果を他人に使わせたくない・使いたいなら自分の部下になれといいつつ、他人が使うなと、しかもかなり控えめな宣言を理由に意味の分からない理屈を持ち出すなんて。
クリエイティブコモンズとかオープンソース運動はそこら辺をかなり考慮したものなのをわかっているのだろうか。