サル

秋になり嵐山のお猿さんたちは何を考えてるのか、餌場のえさを尻目に山に帰っていきます。そして案の定山の実が少ないせいでうろつくだけ。普段は晩秋にしか食べない落果を探しています。
餌のきわめて密集したパッチを利用している彼らと、行ったり来たり優柔不断な遊動を繰り返して、餌を探している彼らは同じ生き物に見えないぐらいだけど、餌が見つからないのか疲れて妙に放心している感じがちょっとかわいい。
クマが街に出て騒がせているけど、サルは山に帰って困っている。少し不思議な対照的な風情が京都にはあります。
森の実が好きなのはわかるけどおとなしく餌場の餌を食べてたらいいのに。職員さんがかわいそうだ