デカレンジャー

先週と今週の二話だけしか見ていないわけですが、感想を。
各地で散々触れられていますが、これはある意味戦隊ものというより子供向け番組といて最高レベルの仕上がりになっているのではないだろうかというのが正直なところ。
まず子供の視点を想定した時、戦隊サイドに全く毛色の違う男三人。ヒーロー像の提供として申し分ない。

  • 活発で思いっきりがよい
  • 冷静に振る舞う(斜に構える)
  • 少し変わっている(アウトロー的?)で鈍いが、ひらめきがひかる

特に緑の造形は未だかつてない視点として非常に面白い。ひらめきや頭脳労働は普通青が兼任し、刑事物で言うキャリア組の特権的能力であり、普通行動で事態を打開する叩上げ赤との対比になるところを、うまく三竦みになるよう配置したところにうまさが感じられる。
さて、ここで気になるのは殉死する役なのだけれども、普通は黄色あたりが逝ってくれるはずなのだが、肝心の黄色は女の子なわけで、おそらくよほどスキャンダルがない限り死なないでしょう。
そこで公式を見てみたのだけれど、一匹ちょうど良いのがいました。

実は、戦士として戦ってきた過去があり、何か胸に誓っていることがあるようだが、今のところ不明。

はっはっは。こいつに違いない。犬っころの指令はほぼ確実に死にますな。古川登志夫の声が聞けなくなるのは無念だけれども、新しい指令も着ぐるみにして声音を変えれば別にいいでしょう(ぇ