死ぬる

フィールド研究はつらい。
風が吹こうが極寒で手足が震えようが、雨でノートが書けない限り行かなくてはならない。そして私の卒論発表は差し迫り、逃げるわけにはいかない。
そう、例え山中で雪にまみれようとノートが書けるのに逃げ出すわけにはいかないのだ。
というわけで雪がしんしんと降る嵐山で凍えてきました。
サルどもは家族仲良くかたまって暖を取ってました。ボクの傍らには誰もいません。
サルどもは木に登って日なったぼっこです。ボクは薄暗い森の底で彼らを見ています。
サルどもはバブリーなカメラマンに餌を貰ってます。鳴門金時(嘘)ですって。ボクは自分にカップヌードルを与えました。

わびしいよー